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ジーニアス通信

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☆『拝み屋横丁顛末記』(※幽霊) 

☆『拝み屋横丁顛末記(既刊4巻)』(※霊)
著者名:宮本 福助
出版社:スタジオディーエヌエー
出版年:2003.07
 ZERO-SUM
ISBN :4758050414
 拝み屋と呼ばれる(元)陰陽師や(元)神父、(元)神主など強烈な霊能者達が集う拝み屋横丁の物語。
 幽霊や悪霊退散モノ。
 幽霊の存在が当たり前の世界。
 青年マンガではありませんが、登場人物の年齢層がかなり高い。
 おやじとじいさん中心ですから(ちゃんと学生さんもでてきます)。
 ここにいたら楽しいだろうなあと思う。
 何かに取り付かれたり、じいさんトリオにわけわからんお払いしてもらうのはいやですが、数々起こる騒動が笑えるし、幽霊の世界に行って花見してみたい。
 楽しい世界が描かれていました。
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☆『僕と彼女の×××』(※入れ替わり)

☆『僕と彼女の×××(1〜3(続刊))』(※学園生活、恋)
著者名:森永 あい
出版社:マッグガーデン
 コミックブレード
出版年:2002.12
ISBN :4901926241
 地味な性格の男の子が、片思いの女の子(美人だけど男勝りで乱暴者)と、心と体が入れ替わってしまう話。
(原因は女の子のじいちゃんが発明した変な機械)
 二人が入れ替わったことで、か弱い女の子と男らしい男の子が出来上がるわけですよ。
 男になった女の子は逆にそれを楽しんでいて、親友の女子とできてしまう。
 逆に、女の子になってしまった男の子は、クラスの男子に告白されて……。
 本当なら大変な状況ですが、危機感を感じてないところがおもしろいです。

★『夜のピクニック』(※仲間)

★『夜のピクニック』(※異母兄弟、罪、学校行事)
著者名:恩田 陸
出版社:新潮社
 ★★★★★
出版年:2004.07
ISBN :4103971053
 けっこう敬遠していたけど、めちゃめちゃいい作品ですねえ。
 読んでよかった。
 2005年 第2回本屋大賞受賞作品っていうのにも納得。
 わたしも一番あげちゃいますよ。
 80キロを歩く歩行祭(学校行事)での話。
 長い時間同じ仲間と歩くことにより、何かあたたかいものが生まれてくるわけです。
 出発前とゴール後とでは、心にかなりの変化があります。
 歩くだけで、ここまでのドラマが生まれるとは!
 伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」を読んだあとだったから?
 ちょっとだけ似通った設定があり、より深く味わえたと思う。
「重力ピエロ」…………母親は同じだけど父親が違う兄弟の話。
「夜のピクニック」……父親は同じだけど母親が違う兄妹(?)の話。
 2人の主人公、西脇融と甲田貴子は異母兄弟でクラスメイトなんですよ。
 融は貴子のことを憎み、同級生たちにこのことは秘密。
 貴子は浮気によって生まれてきた子だから。
 歩きながらの会話も、高校生らしい恋愛の話とかでなんかうらやましかったなあ。

ネット収入

◆『佐藤さん』(※幽霊)

◆『佐藤さん』(※幽霊、いじめ、家庭、高校生)
著者名:片川 優子
出版社:講談社
出版年:2004.07
ISBN :406212467X
高校一年の少し気弱な主人公の男の子。彼が幽霊に憑かれている「佐藤さん」と出会い、彼女の除霊を引き受けたことから彼と彼女のふしぎな関係がはじまった。第44回講談社児童文学新人賞佳作受賞。
(「BOOK」データベースより) ←紹介文引用
 めちゃめちゃおもしろいです。
 これ、高校生が作者さんなんですよね。
 すばらしすぎ!
 若い人に幽霊ネタ多いけど、ワケもなく〜ではなく、幽霊が登場する理由がちゃんと描かれているんですよ。
 それを語るととてもなが〜くなるし、それが盛り上がりの場でもあるので伏せておきますが、最高の本です。
 佐藤さんが素敵過ぎます。
 ライトノベルとして出版させたい……。
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